なぜゴミ屋敷になるのか?誰もがなりうる原因と放置した場合の危険性

ご自身の部屋や家の中が、少しずつゴミでいっぱいになってきていることに気づいている方は多いでしょう。
「別に、まだ大丈夫でしょ」
そう思っていませんか。
実は、ゴミ屋敷は、誰にでも起こりうる問題なのです。
この記事では、ゴミ屋敷になる原因と、放置した場合の危険性について解説します。

□なぜゴミ屋敷になるのか?原因を解説!

ゴミ屋敷は、決して他人事ではありません。
なぜゴミ屋敷になるのか、その原因を解説します。

1: 購入するものが多い

ついつい衝動買いをしてしまう、という人は要注意です。
特に、ストレスを感じている時や、気分転換をしたい時に、衝動的に物を買ってしまいがちです。
しかし、買ったはいいものの、使わない物や、同じような物がすでに家にあったりして、結局は収納場所に困ってしまいます。

2: もったいなくて物を捨てられない

「もったいない」という気持ちから、物を捨てられない人も、ゴミ屋敷化しやすいと言われています。
特に、戦後の物がない時代を経験した世代では、この傾向が強いようです。
しかし、物が溢れてしまい、生活空間が狭くなってしまうほどであれば、思い切って捨てることも必要です。

3: 片付ける時間がない

仕事や家事、育児などに追われて、片付けをする時間がない、という人も多いのではないでしょうか。
しかし、片付けは後回しにしがちですが、放置すればするほど、ゴミはどんどん溜まっていく一方です。

4: 生活が不規則

夜勤などで、生活リズムが不規則になっている人も、ゴミ屋敷化しやすいと言われています。
ゴミ出しの時間帯に、家にいない、または寝ているなど、ゴミ出しができない状況が続くと、ゴミが溜まってしまいます。

5: 注意してくれる人がいない

一人暮らしで、周囲に自分の部屋の状況を把握している人がいない場合、ゴミ屋敷化に気づきにくいことがあります。
また、友人や家族と会う機会が少ない、という人も、孤立感からゴミを溜め込んでしまうことがあります。

6: 認知症

高齢になると、認知症を発症するリスクが高くなります。
認知症になると、同じ物を何度も買ってしまったり、ゴミ出しの日が分からなくなったりすることがあります。

7: 精神的な病気

ゴミ屋敷に住む人の多くは、何らかの精神的な病気を持っていると言われています。
例えば、うつ病や、喪失感、不安障害などです。
精神的な病気によって、掃除や片付けをする意欲が失われてしまい、ゴミ屋敷化してしまうことがあります。

□ゴミ屋敷を放置することの危険性

ゴミ屋敷は、放置すればするほど、様々な危険が潜んでいます。

1: 火事の原因になる

ゴミ屋敷は、火災のリスクが非常に高くなります。
ゴミの中に、燃えやすい物が多くあるため、ちょっとした火種から、あっという間に火が燃え広がってしまいます。

2: 病気の原因になる

ゴミ屋敷は、悪臭や害虫の発生源となるため、健康に悪影響を及ぼします。
ゴミの中に、カビやダニが発生することもあります。

3: 行政処分になる可能性がある

ゴミ屋敷が放置され、近隣住民に迷惑をかけるようになると、行政処分を受ける可能性があります。
最悪の場合、強制的にゴミを撤去されることもあります。

□まとめ

ゴミ屋敷は、誰にでも起こりうる問題です。
この記事で紹介した7つの原因を理解し、早めに対策を始めることが大切です。
ゴミ屋敷を放置すると、火事や病気、行政処分など、様々な危険が潜んでいます。
自分自身や周りの人たちの安全を守るためにも、ゴミ屋敷化を防ぎましょう。

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