今回は、孤独死の死因と、死因別人数についてみていきましょう。
死因 | 病死 | 自殺 | 事故死 | 不明 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|
人数(人) | 2,857 | 478 | 70 | 1,012 | 4,417 |
割合(%) | 64.7% | 10.8% | 1.6% | 22.9% | 100% |
参照:一般社団法人日本少額短期保険協会 孤独死対策委員会「第5回孤独死現状レポート」
孤独死の中での死因では、病死の割合が男女とも60%ほどを占めています。
この中で注目すべきは自殺者の割合で、10%を超え高い割合であることです。
厚生労働省の令和元年の統計によると、死因に占める自殺の割合は約1.4% ですが、それに比べると、孤独死での自殺は通常の死に占める自殺の割合よりも、実に7倍以上高いことが特徴的です。
病死が一番の割合を占めていますので、「元気だから大丈夫」と楽観するより、少しでも心配があれば早めにお医者様にかかるようにした方が良いでしょう。
孤独死には色々ありますが、一番可能性が高い人は、一人暮らしで、普段から人付き合いが少なく、家の引きこもりの時間が多い方です。
一人暮らしの方のご親戚は、最低でも1週間に1度程度は連絡を取ったほうが良いでしょう。
また、一人暮らしの方は、体のケアと、自分と連絡取れなくなったら、不審に思う友人などの人付き合いを可能な限りやってゆくことが大切だとおもいます。
孤独死が1人でも少なくなる事を祈っております。