今回の特殊清掃は、このアパートの管理会社からのご依頼でした。
部屋の住人様が、孤独死をされ、発見までに2週間以上経過した案件でした。
亡くなったのは、床に引いたマットの脇であり、出血が酷く、マットが有った事から血が広範囲に広がっておりました。
また当然見積は、3社の相見積でしたが、弊社以外はオゾン脱臭機を作業後1週間も設置をする業者であり、金額は30万を優に超えていました。
弊社だけが、オゾン脱臭機を長期間設置せず、作業中に1回1時間半で2~3回程度しかしない会社だった事から、最初はそれで安いのか?と言う事で何回もご質問が在りましたが、特殊清掃は、下作業(清掃や、撤去や削り取り等)が命であり、オゾン脱臭機を何日も置いただけでは、お金の無駄と言う事を何度もご説明させて頂いた末に、ご理解下さり、結果弊社にご依頼を頂きました。
それでは、ビフォアアフターを見て頂きましょう。
これは部屋全体の写真であり、広範囲にCFの下まで体液が広がっているのが判ります。
作業は4名で2日(撤去半日、特殊清掃1日半)
部屋の家財は少なく、3立米程度でしたで、家財の撤去代金は廃棄代含めて約6万円、特殊清掃が約14万円の内訳でした。(税別)
また買取も、冷蔵庫、洗濯機、デジタル機器で良いものがあり量は少なかったのですが、18000円で買い取らせていただきました。
「ありがとうございました。ユニットバスの下水の臭いが少しする程度であり、本当に臭いが取れてたいので、御社に任せて良かったです。」というお言葉を頂いたので、種明かしの意味もあり「実は、弊社はオゾン脱臭を2回しかしかしておりません。他の会社のオゾン脱臭機の長期間設置がいかに意味のない物かを証明するためにも、下作業を入念にした結果です。」とお話しすると「びっくりしました。ただ、事前の説明で何度も丁寧にお話しいただいていたので、信頼はしておりましたが、もしもの事も考えていました。笑。今後も同様の件は御社にお願いするので、今後共よろしくお願い致します。」という嬉しい嬉しいご返事を頂きました。
最後になりますが、故人のご冥福をお祈りし、管理会社様の益々のご発展と、ご担当者様のお仕事での更なるご活躍を陰ながらお祈り申し上げます。
私共にお仕事を下さり、心からの感謝を申し上げます。
ありがとうございました。
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