今回の特殊清掃は、弊社が遺品整理(家財撤去)を頂いた案件の特殊清掃です。
お亡くなりになった個所が、キッチンと廊下、トイレの辺りで、死後1カ月以上経過していた事から、体液が床はもちろん、壁の中まで浸透しておりました。
ただ、お客様が弊社が入られるまでに、廊下の上の体液を拭き取られていた事から浸透範囲が判りませんでしたので、浸透部分を探すのに苦労しました。
この案件は、リフォームまで受けていたので、撤去する必要のある箇所は全て撤去し、窓、窓枠、床、キッチン、トイレ、浴室の清掃、壁紙剥がしと、脱臭を致しました。
それでは、ビフォアアフターを見て頂きましょう。
体液が黒いシミとなって、壁面、コンクリートの表面まで入り込んでおりました。
敷居の下にも体液が付着しておりました。
作業は4名で1日半(約9時間)で、オゾン脱臭は、計3回(4時間半)かかりました。
床がコンクリートに張り付けてあり、間の防音材としてスポンジが強力に接着してあった事と、引き戸の奥まで体液が浸透していたので、撤去の範囲が広く少し手間取りました。
何とか消臭をして、リフォーム可能な所までこぎつけました。
リフォーム後に、お祓いの追加依頼も受け、この案件は終了いたしました。
最後になりますが、故人のご冥福をお祈り申し上げます。
ありがとうございました。
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