愛知、名古屋のゴミ屋敷清掃・特殊清掃業者｜こころテラス東海

内容

今回は、管理会社からご依頼の案件です。
孤独死されたので、他の特殊清掃の会社が清掃をしたようですが、臭いが取れないので弊社を探して、ご依頼いただきました。

臭いの元は、１）体液が付いた靴で撤去した後の床の上を再汚染、２）体液が裏側についている石膏ボード（撤去し忘れ）、３）部屋の引き戸のレールとその裏に体液が付着　４）玄関に体液が付着しているのに洗浄等をしていない、５）窓枠にハエの死骸、６）窓の洗浄をしていない（ハエが手足に体液を付けて、窓を汚染）、７）遺体の有った近くのキッチンの清掃をしていない。という弊社作業では考えられない７つの理由からでした。
よって、臭いの元を徹底的に探し、洗浄、削りを致しました。
それでは、ビフォアアフターを見て頂きましょう。

玄関のビフォアフター

玄関に体液反応が出ておりました。たぶん、警察が搬出の際に落としたのではないかと思います。ここは、高圧洗浄をして消毒剤、消臭剤の散布をしておきました。

部屋入り口のビフォアアフター

靴に体液を付けて、それが撤去した床に落ちていました。洗浄後に床を薄くですが削り取りました。

床ボードのビフォアアフター

キッチンの床の体液が付着した部分を撤去しましたが、ボードの下部に体液が残っており、ここも臭いが出ておりましたので、再撤去しました。

引き戸のビフォアアフター

部屋の入口の引き戸の裏（滑車部分含む）に、体液がこびり付いていましたので、この洗浄と削り取りを致しました。

引き戸のビフォアアフター２

引き戸レールのビフォア２枚

引き戸の裏に体液が付着していたと言う事は、レールも汚染されていたので、レールの撤去と、汚染部分の洗浄、消毒、消臭をしておきました。

窓のビフォアアフター

写真では少し見難いのですが、ハエが手足に体液を付けて、窓に付着させた後が無数にありました。また窓枠にもハエの死骸が残っており、窓全体と、窓枠の洗浄をしておきました。

最近、特殊清掃の会社も増えましたが、特殊清掃は経験が命です。
オゾン脱臭を何時間したとしても、先のように見落としや、やるべきところの洗浄をしていないと、意味はありませんし、臭いは取れません。
また、消毒剤、消臭剤も、良い会社は独自のブレンドをしたり、死臭が付いた物で、実際に臭いが取れるのか？という実験を日々やっています。
単に、価格が安いという理由だけで、決めると死臭が取れず、結局お金を捨てることになります。

作業は２名で５時間、玄関の外まで高圧洗浄をし、オゾン脱臭も施工したので、臭いは無くなりました。

作業途中で、大家さんも見にいらっしゃりました。

最後になりますが、私共にお仕事をくださった管理会社様、大家様に、心からの感謝を申し上げます。
ありがとうございました。

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