今回のご依頼は、管理会社兼大家様からでした。
ご遺体の発見は大家様で、異臭がするので、鍵を開けて入ってみたらお亡くなりになっていたと言う事でした。
保証人は、遺産の放棄をされたと言う事で、管理会社からのご依頼となったようです。
よって、家財の撤去も同時にご依頼頂きました。
玄関(風呂場前)に倒れられてお亡くなりになったようで、非常に強い死臭が漂っておりました。
作業は、まず家財の撤去を先したのですが、体液や死臭を広げないように、お亡くなりになっていた箇所にシートを貼ってから作業を致しました。
家財撤去後は、全ての壁紙を除去し、窓と窓枠を洗浄し、キッチンの換気口も油汚れに死臭が付いていたので、これも清掃いたしました。
それでは、ビフォアアフターを見て頂きましょう。
ここからは、作業中の写真です。
床材を剥がした後に体液反応を見たら、トイレの敷居の隅や、床材の接着面から反応が出ました。
想像するに、体液が床材の隙間より、接着面まで染み出たのだと思います。
よって、下床を撤去せず、この接着面を削り取る事に致しました。
作業は、2日。1日目は4名、2日目は2名で作業を致しました。
オゾン脱臭は、1日目に2回、2日目に1回と計三回実施し、ほぼ臭いを取ることが出来ました。
最後になりますが、私共にお仕事を下さった管理会社の方に衷心よりの感謝を申し上げます。
また、お亡くなりになった方のご冥福をお祈り申し上げます。
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