今回は、このお部屋のお風呂で亡くなった方の特殊清掃と、遺品整理です。
死後、約1か月半で見つかったご様子でした。
清掃に際しては、排水が詰まっていないかどうかが非常に心配でしたが、薬剤で何とか詰まりが取れました。
しかしながら、臭いの強かったパイプの中は清掃が難しく、塩素系の洗剤を何度も流し込み清掃を致しました。
家財は、非常に少なく、家財整理をしてからの特殊清掃でした。
部屋全体が白っぽくモヤがかかったように見えますが、オゾンが臭いと結びつき白く見えるのです。臭いと結びついたオゾンを換気によって、外に排出いたします。
作業は、3名で8時間かかり、2回のオゾン脱臭を致しました。
お部屋の中は壁紙を一度拭き上げした後に1度のオゾン脱臭で取れましたが、ご遺体が発見されたのが締め切ったお風呂の中だったので、臭いは、お風呂と、警察が遺体搬出の際に体液を垂らした玄関が強く、ここは薬剤での拭き上げ後に、2度のオゾン脱臭をしました。
最後になりますが、故人のご冥福をお祈りいたします。
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