今回は、アパートを管理する管理会社からのご依頼です。
孤独死した方の部屋ですが、既に他の遺品整理会社が入り特殊清掃をし、室内の内装も撤去されスケルトン状態になっておりましたが、死臭が取れないと言う事で弊社に依頼が来ました。
窓際の床に、体液が入り込み、コンクリートに浸み込んでいたので、まずコンクリートを粗削りして、体液の付着の部分を除去し、その後防水ペイントで、下地処理を5回、トップコートを2回し、体液の付着個所を完全に除去しました。
しかしながら、このお部屋は元々コンクリートの打ちっぱなしの壁であり、故人が煙草を吸っていたらしく、ヤニに臭いが付いていることから部屋全体に塩素系消臭剤を、まんべんなくたっぷりと噴霧し、オゾン脱臭機と併せて各3回実施を致しました。
それでは、ビフォアアフターを見て頂きましょう。
この窓際で亡くなられたようです。フローリングの床が貼られていたようですが、茶色い部分が体液で、この下まで染み出しているのが判ります。
粉塵がすごくて、マスクなしでは作業できません。キレイになったのが判ります。
臭いを完全に防ぐために、防水ペイントの下地処理用をまず塗ります。
下地処理のペイントの上に、更にトップコートを塗ります。
今回の作業は2日でしたが、どうしてもペンキが乾くまでの時間が必要なことと、重ね塗りを計7回もしたので、2日まるまる時間がかかりました。
作業部分の臭いは完全に取れましたが、コンクリートの打ちっぱなし壁に付いたヤニがあるので、ごくごくわずかな臭いは残りましたが、壁紙を貼ることで臭いはなくなることを施主様にお話し作業を終えました。
以前もコンクリートの打ちっぱなしの現場をしたことがありますが、コンクリートの気泡の中に臭いが入り込むので、正直100%消臭は大変難しいのですが、更に煙草のヤニの場合は、これにも増して難しくなるので、今回のように壁紙を貼ることをお勧めしています、
最後になりますが、私共にお仕事を下さり、心からの感謝を申し上げます。
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