今回の案件は、大家さん専属の内装会社からの特殊清掃の依頼です。
以前も同様の案件があった際に、内装の職人さんに特殊清掃をさせたらしいのですが、その時に職人さんがギブアップし、今回の依頼になったようです。
写真では判り難いのですが、大量のハエが発生しており、まずハエを殺してから、この死骸の除去しました。
既に家財は撤去されていたのですが、死臭は部屋中に充満しておりました。
それでは、作業の経過を見ていただきます。
ハッキリと人の形が判ります。
続いて、作業の内容を見ていただきましょう。
倒れる時に壁に頭を打ったのでしょうか、壁の一部分が壊れております。
まずは、床のフローリング風のクッションフロアを撤去し、どの程度体液が染みだしているのかを確認しました。
クッションフロアー撤去後の写真です。(左右に黒っぽく残っているのが、敷いてあったクッションフロアー素材です。)
フロアーの下まで体液が染みだしていたのが判ります。
また、体液が染みていた壁の一部を撤去したので、黒い水道の配管が見えます。
これで、壁の中のどこまで体液が染みているのかを確認しました。
一部、コンクリートにも染みていたので、グラインダーで染みていたコンクリートを削り取りました。
体液を綺麗に拭き取りました。
幸いクッションフロアーの下は、接着剤付きの床だったので、これより下に体液の付着が見られませんでした。
洗浄後に、まだ臭いが微かに残っていたので、頭部があったであろう床と壁の角部分の接着剤床の撤去をしました。
やはりこの下にも体液が入り込んでおり、ここが匂いの原因でした。
これで、この部分の作業は終わりです。
壁紙の切れ目を探し、カッターナイフで一部を剥がしてから全体を剥がしてゆきます。
この作業で、ハエが手足に付けた体液を付着させた匂いをとります。
もちろん、玄関から部屋全体の壁紙を撤去しました。
以上で、内装業者さんにバトンタッチができるようになりました。
作業後のお客様のお声です。(大家様)
「ご苦労さん、人がやらない嫌な仕事だけど、無いと困るからね。頑張ってね。」
という嬉しいお言葉を頂きました。
最後になりますが、私共にお仕事を下さり、心からの感謝を申し上げます。
ありがとうございました。
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