今回のご依頼は、遠方に住むこの部屋のの方ご兄弟からのご依頼でした。
実はこの部屋の住人は最近失踪した様子で、部屋の中で亡くなっていないか警察が確認した後に、見積もりを致しました。
失踪後に部屋が放置されていたが、悪臭による苦情が隣の部屋からあり、先の警察の確認時に、部屋がごみ屋敷化していたことが発覚。
部屋の保証人であったお兄様が、代わりにゴミの撤去(当面の悪臭防止)をご依頼されたという案件でした。
また、失踪の場合は、当人が居ないので、部屋のゴミは撤去出来ても、家財は撤去できないので、今回は悪臭の元となるゴミや害虫の駆除と、オゾン脱臭も実施しました。
入り口から腰以上の高さのゴミがありました。
ゴミがぎっしりと詰まってます。
末期は、洗濯が出来ないので、トイレには脱ぎ捨てられたパンツが沢山ありました。 着替えるたびに新品を購入されていたのかと思うと、本当に無駄なお金を使う悪循環になっていたのだと思います。
ここまでゴミがあると、ゴミの奥の風景は右のようだったのだ・・・という想像ができません。
どれだけゴミがあったのか、押入れの比較でわかると思います。
部屋2の扉が、少し開いていますが、ゴミが溢れて崩れるので、開けることができません。
2DKでしたが、最終的に4トントラック約4杯分のゴミが出ました。
作業後のお客様のお声です。
「ほとんど電話のやり取りで、全て動いて下さり、本当に感謝しています。写真も送ってくださったので、綺麗になった事が判り、安心しました。後は弟次第ですが、また色々と考えてみます。」
とお話されておられました。
いずれにしても、失踪は、親権者や保証人に多大な迷惑をかける行為です。
本人以外が、こういった後始末をされる事自体、私どもも後味が悪く、今後の処理がうまく進むことを祈るばかりです。
R1年追記⇒この弟さんは、その後、出てこられました。その後、この部屋を退去する際に、再度ご依頼を下さり、弟さんとも会う事が出来ました。
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