今回の孤独死案件は、なんとご夫婦お二人が同時亡くなっている案件でした。
この部屋に住んでいたご両親が亡くなられたという事で、その娘様であるご姉妹からご依頼を頂きました。
何でも、お母さまは介護が必要だったようで、寝たきりの状態で、お父様が面倒を見ていたそうです。
この状態でお父様が先に亡くなり、お母さまを見る人が亡くなり、お母さまもお亡くなりになったという事でした。
お客様は、酷く憔悴されていらっしゃたので、すべてをお任せくださいという事で、特殊清掃後の不動産売却までお手伝いを致しました。
さて現場ですが、お客様の旦那様が、お父様が和室のベッドでお亡くなりになっていたので、これをどけて畳だけを廃棄しておられました。
ベッドの上で亡くなっていたことから、体液の染み出しが少ないと考えられ、床下を見ると、床下と、その壁の下に体液汚染があったので、これはプロじゃないと無理だとおもって、依頼されたようです。
壁とその下の木材を撤去すると、壁の向こうのキッチン入り口前の廊下の下まで汚染が広がっていることが分かり、急遽キッチン廊下前のフローリングを撤去し、削り取り後に防臭塗料を塗布いたしました。
また、最終チェックした際に、まだ臭いが残っていることが分かり、どこだろう?と探しますと、なんと壁紙を剥がした石膏ボード自体が臭いを発しておりました。
ただ、石膏ボードを撤去するほどではなかったので、上から防臭塗料を塗布し臭いを消しました。
また、お客様が、浴室洗面とトイレだけ清掃をしてほしいというご要望があったので、これは特別にサービスでさせていただきました。
それでは、ビフォアアフターを見ていただきましょう。
お亡くなりになった部屋
家財撤去作業は4名で約1日、特殊清掃は延べ4日間通いました。
「本当に、本当にありがとうございました。最初から寄り添っていただき、本当に感謝しかありません。追加の工事があったのに、見積金額そのままで良いと言ってくださったり、不動産会社様の紹介等含め、お世話になりました。ありがとうございました。」
と何度もお礼を下さり、こちらもうれしく思った案件でした。
最後になりますが、故人お二人のご冥福と、お客様ご家族ご一同様の更なるご多幸と、ご健康を心よりお祈り申し上げます。
私共にお仕事を下さり、伏して感謝を申し上げます。
ありがとうございました。
特殊清掃、ゴミ屋敷清掃のことなら「こころテラス東海」へおまかせください。
名古屋、四日市など愛知・岐阜・三重からの幅広いご依頼をカバー、東海エリアで遺品整理・生前整理・ゴミ屋敷清掃を通じてご依頼者様の心の負担を軽くするお手伝いをさせていただきます。
お見積り無料となっておりますので、お気軽にお問い合わせください。0120-288-556